Oka Laboratory

真空管ラジオ

トランスレス式5球スーパーラジオの回路図を紹介します。この方式は真空管ラジオの最終期である1960年代製のラジオで標準的に使われていました。ここに掲載している機種はたまたま手元にあったもので、1台は現有していますが、もう1台は既に処分しています。今から考えると勿体無いことをしたなと思っています。

JavaScript対応のブラウザでは、回路図をクリックすると拡大した回路図を見ることができます。

八欧電機 5MA567

回路図

八欧電機(現富士通ゼネラル)の1963年頃の製品で、価格は約5000円(当時)だったそうです。中波(530KC〜1610KC)、短波(3.8MC〜12MC)の2バンド構成で、ピックアップ(PU)入力もついています。イヤホン(EP)はクリスタルイヤホンを使用していました。

回路的にはトランスレス式5球スーパーラジオの標準的なものですが、シャーシを使わずにプリント基盤だったことが大きな特徴です。12BE6で局部発振と周波数変換を行ない455kHzの信号を取り出します。これを次段の12BA6で中間周波数増幅をします。そして12AV6の2極管部で検波をし、その信号を平滑化して12BA6、12BE6の増幅度を制御するためのAVC信号を作り出します。また検波された低周波信号は12AV6の3極管部で増幅され、30A5で電力増幅されます。35W4はヒーターの中点にパイロットランプ用出力を持つ整流用2極管です。

既に本体は処分してしまいましたが、回路図だけ手元に書き写してあったので掲載します。バンド切り換えスイッチ(SW1aSW1e)まわりと30A5のプレート側の配線は転記ミスをしていた可能性がありますので、もし間違いがありましたら御教示下さい。

TRIO AF-251

回路図

TRIO(現KENWOOD)の製品で、1962年頃のものだと思われます。真空管ラジオとしては比較的珍しい中波(530KC〜1610KC)、短波(3.5MC〜10MC)、FM(76MC〜90MC)の3バンド構成です。ピックアップ(PU)入力もついています。

中波および短波の受信時には、12BE6で局部発振と周波数変換を行ない455kHzの信号を取り出します。これを1段目の12BA6で中間周波数増幅をします。このとき2段目の12BA6にはB電源が供給されていないので動作していません。FM受信時には、FM受信用双3極管である17EW8で局部発振と周波数変換を行ない、2本の12BA6で中間周波数増幅をします。この信号をゲルマニウムダイオード1N60を使ったレシオ検波回路でAM波に変換します。このとき12BE6へのB電源の供給はされていませんので動作は停止しています。

AM波の検波と復調した音声信号の増幅は12AV6の3極管部で行なわれます。この検波方式はグリッド検波と呼ばれるもので、低周波増幅を同時に行なうことができるという特徴があります。通常、12AV6を使ったAM検波回路では双2極管部を用いるのですが、この機種では2極管部のプレートが接地されており、実質上3極管部しか使われていません。中波、短波受信時には検波と同時に12AV6で12BE6と1段目の12BA6の増幅度を制御するためのAVC信号を作りだしています。12AV6で取り出された低周波信号は30A5で電力増幅されます。

電源回路は整流用ダイオードを使った半波整流回路となっています。


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