Oka Laboratory

日本放送協會

1924年11月に設立された東京放送局(JOAK)が1925年3月1日に試験放送、同22日に本放送を開始したのが、日本の放送の始まりです。続いて同年6月1日に大阪放送局(JOBK)、7月15日に名古屋放送局(JOCK)が放送を開始しました。1926年8月20日に3放送局が解散し、8月6日に設立された社團法人日本放送協會(日本放送協会)に事業が継承されました。1928年11月に全国中継放送が、1931年4月6日に第2放送(都市放送)がそれぞれ開始されました。ここに掲載している内地の放送局の周波数と出力は1941年6月現在のものです。

1941年12月8日の対英米開戦により天気予報と第2放送が中止となりました。また敵の空襲の際の電波探知に利用されないように、全国で同一の周波数による放送となりました。最初は860kHzでしたが、すぐに1000kHzに変更され、12月25日からは軍管区別の周波数となりました。同時に出力の減力が行われたため、各地に小出力の臨時放送所が作られました。途中紆余曲折はありましたが1945年9月1日まで続きました。

佐藤さんから豐原放送局、パラオ放送局の沿革データをご提供頂きました。ここに深く感謝するとともに厚く御礼申し上げます。

協会本部

概要

所在地
東京都麹町區内幸町2丁目2番地2 東京放送會舘
技術研究所
東京都世田谷區鎌田町440番地
新ク工作所
埼玉縣川口市大字赤井435番地

沿革

1926年8月6日
社團法人生命保險會社協會で社團法人日本放送協會設立総会を開催
社団法人設立許可を申請、許可
1926年8月19日
法人設立登記完了(本部所在地:東京府東京市麹町區有樂町1丁目1番地 三菱二十一號館)
1926年8月20日
東京放送局大阪放送局名古屋放送局の3法人解散、業務を継承
1926年9月6日
本部を東京府東京市麹町區内山下町1丁目1番地 東洋ビルヂングに移転
1928年11月5日
全国中継放送を開始
1929年12月3日
本部を市政會舘東京府東京市麹町區内山下町2丁目1番地)に移転
1930年6月1日
技術研究所(東京都北多摩郡砧村大字鎌田字東山野440番地)開所
1934年12月7日
地名変更により本部の所在地を東京府東京市麹町區日比谷公園2番地と改称
1935年10月
東京放送會舘(東京府東京市麹町區内幸町2丁目2番地2)の建設に着工
1936年10月1日
砧村の世田谷區編入により技術研究所の地名変更
1938年5月
新ク放送所内に技術局工務部設計課分室を設置
1938年12月20日
東京放送會舘竣工
1938年12月27日
本部を東京放送會舘に移転
1939年5月13日
技術研究所からテレビジョン実験放送実施、東京放送會舘で公開受信
1940年4月13日
技術研究所から最初のテレビドラマ「夕餉前」を実験放送
1940年5月19日
新ク村の川口市編入により技術局新ク分室の地名変更
1940年12月6日
内閣情報局発足
放送事項に関する指導・監督は逓信省から内閣情報局に移管
1941年12月5日
内閣情報局、「国内放送非常体制要綱」を決定、通達
1941年12月8日
電波管制実施(〜1945年9月1日)
1943年7月1日
東京都制の施行により本部と技術研究所の地名変更
1943年8月
技術局工務部設計課分室が技術局施設部工作所として独立

東京中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOAK
所在地
東京都麹町區内幸町2丁目2番地2 東京放送會舘
周波数
第1放送
590kHz(150kW)
第2放送
870kHz(150kW)
短波
6080kHz(10kW)
短波連絡
3790kHz、6080kHz、7470kHz(0.3kW)
送信機
川口
GRP-270C(東京電氣、590kHz、150kW)
鳩ヶ谷
GRP-270C(東京電氣、870kHz、150kW)
短波
新ク工作所製10kW
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
新ク(870kHz)
QD-13(マルコーニ、10kW)
新ク(590kHz)
日本放送協會製(10kW)
愛宕山
106A(Western Electric、1kW)→静岡放送局
愛宕山予備
安中電機製(1kW)
仮放送所
General Electric製(220W)
空中線
川口
支線式三角鉄塔(高さ312.78m)2基、垂直型(高さ272m)
鳩ヶ谷
支線式三角鉄塔(高さ206.34m)2基、垂直型(高さ181m)
新ク(870kHz)
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部30m、垂直部46m)
新ク(590kHz)
木柱(高さ57m、60m)2基、T型(水平部75m、垂直部52m)
愛宕山
自立式三角鉄塔(高さ45m)2基、逆L型(水平部27m、垂直部43m)
仮放送所
木柱(高さ39m)1基、傾斜型(長さ53m)
送信所
第1放送
川口(埼玉縣川口市上青木町3丁目978番地)
第2放送
鳩ヶ谷(埼玉縣川口市大字里字曲田353番地)
臨時放送所
前橋(1941年12月9日開所、0.05W)
水戸(1941年12月9日開所、1945年8月1日戦災焼失、0.05kW → 0.5kW)
銚子(1941年12月開所、1945年7月20日戦災焼失、閉鎖、0.05kW → 0.3kW)
館山(1941年12月開所、0.05kW)
宇都宮(1941年12月26日開所、0.05kW)
高田(1941年12月31日開所、0.05kW)
栃木(1942年6月開所、1943年閉鎖、0.05kW)
桐生(1942年開所、0.05kW)
長岡(1942年6月26日開所、1945年8月1日空中線焼損、0.05kW)
飯田(1942年8月15日開所、0.05kW)
日立(1942年10月10日開所、0.05kW)
鴨川(1942年11月10日開所、0.1kW)
柏崎(1944年2月11日開所、0.05kW)
現況
所在地
東京都渋谷区神南2-2-1
第1放送
594kHz(300kW、菖蒲久喜ラジオ放送所
第2放送
693kHz(500kW、菖蒲久喜ラジオ放送所

沿革

1924年11月29日
社團法人東京放送局設立
1925年2月26日
逓信省の工事検査に不合格
1925年3月1日
東京高等工藝學校(東京市芝區新芝町)から800kHz(0.22kW)で試験放送開始
1925年3月22日
800kHz(0.22kW)で仮放送開始
1925年7月12日
愛宕山の新局舎(東京市芝區愛宕町1丁目12番地)から800kHz(1kW)で本放送を開始
1926年1月29日
短波実験局許可(波長15m、30m、35m、60〜70m、210〜240m、360〜370m、出力0.25kW)
受信試験所は東京府荏原郡平恆コ大字小山字池ノ谷510番地に設置
1926年2月26日
短波長35m (8.57MHz) による送信実験実施
1926年8月20日
社團法人東京放送局解散
東京中央放送局として放送を開始
1928年5月20日
新ク放送所(埼玉縣北足立郡新ク村大字赤井字臺)開所
周波数を870kHzに変更、出力を10kWに増力
1930年10月6日
第2放送認可
1930年12月10日
第2放送の試験放送を開始(出力10kW)
周波数:573kHz、590kHz、612kHz、635kHz、658kHz、680kHz、715kHz
1931年4月6日
第2放送の本放送を590kHz(10kW)で開始
1932年1月11日
愛宕山演奏所、技術研究所奉天放送局受信試験を実施(〜23日)
1935年10月20日
東京放送會舘(東京府東京市麹町區内幸町2丁目2番地2)の建設に着工
1936年4月
川口放送所、鳩ヶ谷放送所(埼玉縣北足立郡鳩ヶ谷町大字里字曲田353番地)起工
1936年7月1日
第1放送の周波数を590kHz、第2放送の周波数を870kHzに変更
1937年12月12日
川口放送所、鳩ヶ谷放送所から夜間試験放送を開始
1937年12月15日
第1放送で150kWの昼間試験放送を開始
1937年12月28日
川口放送所、鳩ヶ谷放送所から150kWの仮放送を開始
1938年12月20日
東京放送會舘竣工
1939年5月13日
演奏所を愛宕山から東京放送會舘に移転
1939年5月26日
川口放送所、鳩ヶ谷放送所から150kWの本放送を開始
1939年12月28日
新ク放送所閉鎖
1940年8月9日
鳩ヶ谷町の川口市編入により鳩ヶ谷放送所の地名変更
1941年6月
東京放送會館地下に予備演奏所開設
1941年12月8日
電波管制により第2放送を中止
1941年12月
愛宕山予備演奏所開所
1943年7月1日
東京都制の施行により東京府と東京市廃止
1943年7月
愛宕山に放送車(出力1kW)と電源車を配置
1944年8月
新ク工作所(埼玉縣川口市大字赤井435番地)にサイパン島連絡用の10kW短波送信機を設置
1944年9月
新ク工作所に隠蔽予備放送所開所
技術研究所(東京都世田谷區鎌田町440番地)に予備放送所開所(0.5kW)
国防電話局(東京都麹町區永田町 首相官邸裏庭)に予備演奏所開所
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年1月
小室予備演奏所(埼玉県北足立郡小室村字大山内山林 小室受信所)開所
1945年3月
第一生命相互館内予備演奏所開所
1945年6月
相原予備演奏所(東京都南多摩郡堺村大字相原 相原中継所)開所

大阪中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOBK
所在地
大阪府大阪市東區馬場町6番地4 大阪放送會舘
周波数
第1放送
690kHz(10kW)
第2放送
940kHz(10kW)
短波連絡
3590kHz、6100kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
QD-13(マルコーニ、750kHz→690kHz、10kW)
第2放送
PA-18A(マルコーニ、1085kHz→940kHz、10kW)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
上本町
106A(Western Electric、1kW)→新京中央放送局
仮放送所
仮放送所:101B(Western Electric、500W)
空中線
第1放送
自立式三角鉄塔(高さ60m)2基、T型(水平部19.7m、垂直部55.6m)
第2放送
自立式三角鉄塔(高さ100m)2基、T型(水平部23m、垂直部97.3m)
上本町
自立式四角鉄塔(高さ60m)2基、T型(水平部20m、垂直部56m)
仮放送所
鉄被木柱(高さ30m、18m)、斜逆L型(水平部32m、垂直部15m)
送信所
千里(大阪府吹田市片山2219番地)
臨時放送所
福知山(1941年12月27日開所、0.05kW)
豊岡(1941年12月25日開所、0.05kW)
姫路(1941年12月27日開所、0.05kW)
彦根(1942年2月25日開所、0.05kW)
新宮(1942年11月3日開所、0.05kW)
現況
所在地
大阪府大阪市中央区大手前4-1-20
第1放送
666kHz(100kW、美原ラジオ放送所
第2放送
828kHz(300kW、羽曳野ラジオ放送所

沿革

1925年2月28日
社團法人大阪放送局設立
1925年5月10日
三越呉服店大阪支店(大阪市東區高麗橋2丁目63番地)の屋上から試験放送を開始
(周波数779kHz、出力0.5kW)
1925年6月1日
779kHz(0.5kW)で仮放送開始
1926年8月20日
社團法人大阪放送局解散
大阪中央放送局として放送を開始
1926年12月1日
上本町(大阪市天王寺區上本町9丁目9番地2)から779kHz(1kW)で本放送を開始
1928年5月20日
千里放送所(大阪府三島郡千里村大字片山2219番地)開所
周波数を750kHzに変更、出力を10kWに増力
1928年11月5日
京都物産會舘(京都府京都市下京區七条烏丸東監小路町729番地)屋上に京都演奏所開所→京都放送局
1933年6月26日
第2放送を1085kHz(10kW)で開始
1933年11月23日
移動放送車「マルコーニ号」を配置(周波数1400、1450、1490kHz、出力100W)
1934年1月25日
桃谷演奏所(大阪市東區東桃谷町1丁目5780番地)開設
1934年2月19日
大阪放送會舘の建設に着工
1936年7月1日
第1放送の周波数を690kHz、第2放送の周波数を940kHzに変更
1936年10月25日
大阪放送會舘竣工
1936年11月20日
桃谷演奏所閉鎖
1936年12月12日
演奏所を上本町から大阪放送會舘に移転
1940年2月
大電力放送所(大阪府泉北郡深井村字中深井、後の堺放送所)の設計に着手
送信機はMB-22D(日本電氣、100kW)
1940年4月26日
吹田市の誕生により千里放送所の地名変更
1941年9月
藤井寺球場に予備放送所開設
熊本中央放送局のQD-13送信機(10kW)を流用
1941年12月8日
電波管制により第2放送を中止
1944年3月
大阪放送會舘に放送車(出力1kW)と電源車を配置
1942年8月
大阪放送會舘地下に予備演奏所開設
1942年9月
上本町旧演奏所に予備演奏所開所
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年6月
大阪府立四條畷中學校に千里放送所のPA-18A送信機を移設、予備放送所開所
日本生命館内予備演奏所開所

名古屋中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOCK
所在地
愛知縣名古屋市西區南外堀町6丁目1番地27
周波数
第1放送
730kHz(10kW)
第2放送
990kHz(10kW)
短波連絡
3495kHz、7345kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
PA-5A(マルコーニ、810kHz→730kHz、10kW)
第2放送
GRP-101A(東京電氣、1175kHz→990kHz、10kW)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
南外堀
Q型(マルコーニ、1kW)
空中線
第1放送
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部17m、垂直部52.5m)
第2放送
自立式三角鉄塔(高さ100m)2基、垂直型(高さ96.5m)
南外堀
自立式四角鉄塔(高さ40m)2基、T型(水平部25m、垂直部32m)
送信所
桶狹間(愛知縣知多郡有松町大字桶狹間字~明廻間57番地8)
臨時放送所
熱海(1941年12月9日開所、0.05kW)
津(1942年開所、1945年7月28日戦災焼失、閉鎖、0.05kW)
高山(1942年10月2日開所、0.05kW)
上野(1942年10月15日開所、0.05kW)
現況
所在地
愛知県名古屋市東区東桜1-13-3
第1放送
729kHz(50kW、鍋田ラジオ放送所
第2放送
909kHz(10kW、鍋田ラジオ放送所

沿革

1925年1月10日
社團法人名古屋放送局設立
1925年6月23日
833kHz(1kW)で試験放送を開始
1925年7月15日
833kHz(1kW)で本放送開始
1926年8月20日
社團法人名古屋放送局解散
名古屋中央放送局として放送を開始
1928年4月15日
周波数を810kHzに変更
1929年12月27日
桶狹間放送所(愛知縣知多郡有松町大字桶狹間字~明廻間52番地2)開所
出力を10kWに増力
1931年11月12日
演奏所および名古屋市郊外八勝館で奉天放送局受信試験を実施(〜14日)
1931年11月15日
第1回日満連絡中継放送を実施(22:05〜23:24)、八勝館で受信
1933年6月26日
第2放送を1175kHz(10kW)で開始
1936年7月1日
第1放送の周波数を730kHz、第2放送の周波数を990kHzに変更
1941年12月8日
電波管制により第2放送を中止
1943年11月
大演奏室増設工事竣工
1944年
山本球場(名古屋市昭和區滝川町)に予備放送所開所(0.05kW)
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年4月
鳴海國民學校に桶狭間放送所のGRP-101A送信機を移設、予備放送所開所
1945年5月14日
空襲により演奏所の建物および機器焼失
1945年6月
日本徴兵館内に予備演奏所開所
南外堀に放送車(出力1kW)を配置

廣島中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOFK
所在地
廣島縣廣島市上流川町乙65番地
周波数
第1放送
830kHz(10kW)
短波連絡
短波連絡:3965kHz、7470kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
10KA(技術局新ク分室、10kW)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
開局時
STC式(Standard Telephones and Cables、10kW)
空中線
第1放送:自立式三角鉄塔(高さ35m)2基、復調型(水平部70m、垂直部34m)
送信所
原(廣島縣安佐郡祇園町大字西原字岡畑666番地)
臨時放送所
長府(1941年12月9日開所、1945年閉鎖、0.05kW)
浜田(1942年1月6日開所、0.05kW)
萩(1942年1月8日開所、0.05kW)
宇部(1943年開所、0.05kW)
現況
所在地
広島県広島市中区大手町2-11-10
第1放送
1071kHz(20kW、祇園ラジオ放送所
第2放送
702kHz(10kW、祇園ラジオ放送所

沿革

1927年5月13日
廣島放送局開設
1928年7月6日
850kHz(10kW)で放送開始
放送所の所在地は廣島縣安佐郡原村大字西原字岡畑666番地1
1934年5月16日
中央放送局に昇格
1936年7月1日
周波数を830kHzに変更
1940年
原放送所に10KA型送信機(新ク分室、10kW)を設置
1943年11月3日
祇園町と原村の合併により原放送所の地名変更
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年
廣島市立造船工業學校(廣島市南観音町)に予備放送所開所(新ク工作所製、500W)
1945年8月6日
原爆により演奏所の建物および機器が焼失
放送は原放送所から継続

熊本中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOGK
所在地
熊本縣熊本市城見町1番地
周波数
第1放送:790kHz(10kW)
短波連絡:3220kHz、6100kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
10KA(技術局新ク分室、10kW)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
開局時
QD-13(マルコーニ、10kW)→大阪中央放送局
空中線
第1放送:自立式三角鉄塔(高さ60m)2基、T型(水平部42.5m、垂直部55.8m)
送信所
清水(熊本縣熊本市清水町龜井486番地)
臨時放送所
折尾→八幡(1941年12月9日開所、1943年移転、0.05kW)
行橋(1941年12月9日開所、0.05kW)
佐賀(1941年12月28日開所、0.05kW)
飯塚(1942年9月8日開所、0.05kW)
唐津(1942年9月16日開所、0.05kW)
中津(1942年9月15日開所、0.05kW)
川内(1945年開所、1945年8月1日戦災焼失、0.05kW)
現況
所在地
熊本県熊本市千葉城町2-7
第1放送
756kHz(10kW、清水ラジオ放送所
第2放送
873kHz(500kW、大津ラジオ放送所

沿革

1927年5月21日
熊本放送局開設
1928年6月16日
790kHz(10kW)で放送開始
放送所の所在地は熊本縣飽託郡清水村大字龜井字灰塚483番地
1928年9月16日
iェ演奏所(iェ縣iェ市因幡町1-13)開所→iェ放送局
1934年5月16日
中央放送局に昇格
1939年8月1日
清水村の熊本市編入により清水放送所の地名変更
1940年
清水放送所に10KA型送信機(新ク分室、10kW)を設置
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年6月
清水高等女學校に予備放送所開所(局製、300W)

仙臺中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOHK
所在地
宮城縣仙臺市北一番町32番地1
周波数
第1放送
770kHz(10kW)
短波連絡
3475kHz、7345kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
STC式(Standard Telephones and Cables、10kW)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
空中線
第1放送:自立式三角鉄塔(高さ60m)2基、T型(水平部42m、垂直部56m)
送信所
原町(宮城縣仙臺市原町字小田原小字天還前上10番地)
臨時放送所
平(1941年12月29日開所、0.05kW)
釜石(1941年12月29日開所、0.05kW)
鶴岡(1941年12月31日開所、0.05kW → 0.5kW)
若松(1942年5月31日開所、0.05kW)
八戸(1942年6月9日開所、0.05kW)
大館(1944年8月26日開所、0.05kW)
現況
所在地
宮城県仙台市青葉区錦町1-11-1
第1放送
891kHz(20kW、原町ラジオ放送所
第2放送
1089kHz(10kW、原町ラジオ放送所

沿革

1927年6月9日
仙臺放送局開設
1928年6月16日
770kHz(10kW)で放送開始
1934年5月16日
中央放送局に昇格
1944年1月
指向性空中線に改造
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年6月
第二高等學校(仙臺市北六番町)に予備放送所開所(局製、500W)

札幌中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOIK
所在地
北海道札幌市南11條西3丁目34番地
周波数
第1放送
810kHz(10kW)
短波連絡
3230kHz、7470kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
STC式(Standard Telephones and Cables、10kW)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
空中線
第1放送:自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部42.4m、垂直部51.5m)
送信所
月寒(北海道札幌郡豊平町大字月寒村字燒山494番地3)
受信所
北廣島(北海道札幌郡廣島村字216番地)
臨時放送所
野付牛→北見(1942年1月1日開所、1942年6月改称、0.05kW)
室蘭(1942年2月21日開所、0.015kW → 0.05kW)
余市(1944年11月1日開所、0.05kW)
留萌(1945年3月30日開所、0.05kW)
現況
所在地
北海道札幌市中央区大通西1丁目1
第1放送
567kHz(100kW、江別第1ラジオ放送所
第2放送
747kHz(500kW、江別第2ラジオ放送所

沿革

1927年7月23日
札幌放送局開設
1928年6月5日
830kHz(10kW)で放送開始
1928年11月日
廣島村青年會館(北海道札幌郡廣島村字中ノ澤)に仮受信所を設置
1929年10月1日
北廣島受信所(北海道札幌郡廣島村字中ノ澤569番地3)開所
1932年1月21日
北廣島受信所で奉天放送局受信試験を実施(〜23日)
1934年5月16日
中央放送局に昇格
1935年12月5日
北廣島受信所の地名変更
1936年7月1日
周波数を810kHzに変更
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所、300W)を設置
1945年6月
北廣島受信所内に予備放送所開設(新ク工作所、500W)

金澤放送局

放送局概要

呼出符号
JOJK
所在地
石川縣金澤市殿町65番地10
周波数
610kHz(3kW)
送信機
更新後
3KA(新ク工作所、3kW)
開局時
Telefuken製(3kW)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ60m)2基、T型(水平部60m、垂直部55m)
送信所
野々市(石川縣石川郡野々市町小字セ54番地2)
受信所
小川(石川縣石川郡宮保町字小川辰3番地)
現況
所在地
石川県金沢市大手町14-1
第1放送
1224kHz(10kW、野々市放送所
第2放送
1386kHz(10kW、野々市放送所

沿革

1928年12月31日
開設
1930年4月15日
710kHz(3kW)で放送開始
1931年11月12日
小川受信所で奉天放送局受信試験を実施(〜14日)
1932年1月21日
小川受信所で奉天放送局受信試験を実施(〜23日)
1932年2月11日
日満連絡放送を開始、小川受信所で奉天放送局を受信
1932年5月22日
放送波による日満連絡放送を中止
1934年1月8日
内鮮定期連絡放送を開始、小川受信所で京城放送局を受信
1936年7月1日
周波数を610kHzに変更
1944年3月
野々市送信所に3KA型送信機(新ク工作所、3kW)を設置

岡山放送局

放送局概要

呼出符号
JOKK
所在地
岡山縣岡山市網濱町字赤坂ノ上474番地2
周波数
630kHz(0.5kW)
送信機
日本電氣製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ50m)2基、T型(水平部27m、垂直部46m)
現況
所在地
岡山県岡山市駅元町15-1
第1放送
603kHz(5kW、錦ラジオ放送所
第2放送
1386kHz(5kW、錦ラジオ放送所

沿革

1930年11月1日
開設
1931年2月1日
700kHz(0.5kW)で放送開始
1936年7月1日
周波数を630kHzに変更

iェ放送局

放送局概要

呼出符号
JOLK
所在地
iェ縣iェ市因幡町1-13番地
周波数
第1放送
910kHz(0.5kW)
短波連絡
3925kHz、7345kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
安中電機製(500W)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
空中線
第1放送:自立式三角鉄塔(高さ45m)2基、逆L型(水平部36m、垂直部45m)
現況
所在地
福岡県福岡市中央区六本松1-1-10
第1放送
612kHz(100kW、春日ラジオ放送所
第2放送
1017kHz(50kW、春日ラジオ放送所

沿革

1928年9月16日
熊本放送局iェ演奏所として開所
1930年12月1日
iェ放送局に改称
1930年12月6日
680kHz(0.5kW)で放送開始
1931年12月28日
函舘放送局と第1回同一周波数放送試験を実施(〜31日)
1932年1月14日
函舘放送局と第2回同一周波数放送試験を実施(〜16日)
1936年7月1日
周波数を910kHzに変更
1940年2月
大電力放送所(iェ縣筑紫郡春日村字下白水、現在の春日ラジオ放送所の北約100m)の設計に着手
送信機はGRP-270E(東京電氣、100kW)
1943年10月
指向性空中線に改造
1944年9月
iェ市雁林町27-88に放送車(出力1kW)を配置
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所製、300W)を設置

長野放送局

放送局概要

呼出符号
JONK
所在地
長野縣長野市城山公園地内
周波数
1040kHz(0.5kW)
送信機
日本放送協會製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部40m、垂直部46.2m)
受信所
安茂里(長野縣上水内郡安茂里村平柴字北ノ原古新田)
現況
所在地
長野県長野市稲葉210-2
第1放送
819kHz(5kW、富竹ラジオ放送所
第2放送
1467kHz(1kW、富竹ラジオ放送所

沿革

1931年3月8日
635kHz(0.5kW)で放送開始
1932年12月21日
周波数を940kHzに変更
1936年7月1日
周波数を950kHzに変更
1936年10月10日
周波数を1040kHzに変更

京都放送局

放送局概要

呼出符号
JOOK
所在地
京都府京都市上京區智惠光院丸太町下ル主税町964番地
周波数
1070kHz(0.3kW)
送信機
日本電氣製(300W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、逆L型(水平部18m、垂直部52m)
現況
所在地
京都府京都市中京区烏丸通御池下ル虎屋町576番地
第1放送
621kHz(1kW、京都ラジオ放送所2015年2月2日01:00廃止

沿革

1928年11月5日
大阪中央放送局京都演奏所(京都府京都市下京區七条烏丸東監小路町729番地 京都物産會舘屋上)開所
1930年
放送局開設準備に着手
(計画)周波数:625kHz、送信機:Western Electric製(101B?)の改造
1932年3月20日
京都放送局開設
1932年6月24日
960kHz(0.3kW)で放送開始
演奏所を京都物産會舘から新局舎に移転
1936年7月1日
周波数を1070kHzに変更

靜岡放送局

放送局概要

呼出符号
JOPK
所在地
靜岡縣靜岡市大字柚木小字山崎坪520番地
周波数
780kHz(0.5kW)
送信機
更新後
500CN(新ク工作所、500W)
開局時
106A改(Western Electric、500W)←東京中央放送局
空中線
自立式三角鉄塔(高さ50m、60m)2基、T型(水平部54m、垂直部45m)
現況
所在地
静岡県静岡市葵区西草深町1-21
第1放送
882kHz(10kW、宮竹ラジオ放送所
第2放送
639kHz(10kW、宮竹ラジオ放送所

沿革

1931年3月21日
778kHz(0.5kW)で放送開始
1931年9月1日
周波数を780kHzに変更
1944年
500CN型送信機(新ク工作所製、500W)を設置

新潟放送局

放送局概要

呼出符号
JOQK
所在地
新潟縣新潟市旭町通2番町字濱浦5229番地20
周波数
第1放送
920kHz(0.5kW)
短波連絡
3990kHz、6100kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
日本放送協會型(500W)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
受信所
二葉(新潟縣新潟市二葉町3丁目5929番地23)
空中線
第1放送:自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部33m、垂直部52m)
現況
所在地
新潟県新潟市川岸町1-49
第1放送
837kHz(10kW、赤塚ラジオ放送所
第2放送
1593kHz(10kW、赤塚ラジオ放送所

沿革

1931年10月25日
625kHz(0.5kW)で試験放送開始
1931年11月11日
625kHz(0.5kW)で本放送開始
受信所を新潟縣新潟市四ツ屋町1丁目3005番地に開所
1932年2月23日
松江放送局と同一周波数放送試験を実施(〜26日)
1932年3月7日
周波数を800kHzに変更
1932年3月23日
火災により受信所焼失
1932年4月1日
受信所を二葉町に移転
1932年6月7日
周波数を920kHzに変更
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所製、300W)を設置
1945年1月1日
中央放送局に昇格
1945年5月1日
中央放送局から降格

高知放送局

放送局概要

呼出符号
JORK
所在地
高知縣高知市相模町55番地
周波数
720kHz(0.5kW)
送信機
更新後
2600(新ク分室、500W)
開局時
日本無線製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部50m、垂直部50.3m)
現況
所在地
高知県高知市本町3-3-12
第1放送
990kHz(10kW、新木ラジオ放送所
第2放送
1152kHz(10kW、新木ラジオ放送所

沿革

1932年2月16日
開設
1932年3月22日
720kHz(0.5kW)で放送開始
1940年8月
2600型送信機(新ク分室、500W)を設置
1945年7月4日
空襲により建物および機器焼失
1945年7月7日
応急工事完成

小倉放送局

放送局概要

呼出符号
JOSK
所在地
iェ縣小倉市大字板櫃字庚中塚1996番地2
周波数
740kHz(1kW)
送信機
GRP-36B(東京電氣、1kW)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部54m、垂直部53m)
現況
現名称
北九州放送局
所在地
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1
第1放送
540kHz(1kW、響ラジオ放送所
第2放送
1602kHz(1kW、、響ラジオ放送所

沿革

1931年12月1日
開設
1931年12月21日
735kHz(1kW)で本放送開始
1936年7月1日
周波数を740kHzに変更

松江放送局

放送局概要

呼出符号
JOTK
所在地
島根縣松江市雑賀町字稻荷廻1203番地1
周波数
680kHz(0.5kW)
送信機
日本電氣製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、T型(水平部56m、垂直部52.5m)
現況
所在地
島根県松江市灘町1-21
第1放送
1296kHz(10kW、出雲ラジオ放送所
第2放送
1593kHz(10kW、出雲ラジオ放送所

沿革

1932年2月7日
開設
1932年2月23日
625kHz(0.5kW)で新潟放送局と同一周波数放送試験を実施(〜26日)
1932年3月7日
625kHz(0.5kW)で本放送開始
1936年7月1日
周波数を670kHzに変更
1940年6月29日
周波数を680kHzに変更
1944年9月
指向性空中線に改造

秋田放送局

放送局概要

呼出符号
JOUK
所在地
秋田縣秋田市龜ノ丁新町1番地4
周波数
650kHz(0.3kW)
送信機
東京無線電機製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、逆L型(水平部48.3m、垂直部54m)
現況
所在地
秋田県秋田市山王1-1-2
第1放送
1503kHz(10kW、飯島ラジオ放送所
第2放送
774kHz(500kW、大潟ラジオ放送所

沿革

1932年2月26日
645kHz(0.3kW)で放送開始
1936年7月1日
周波数を650kHzに変更

函舘放送局

放送局概要

呼出符号
JOVK
所在地
北海道函舘市汐見町1番地3
周波数
720kHz(0.5kW)
送信機
更新後
500C(新ク工作所、500W)
開局時
安立電氣製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ55m)2基、逆L型(水平部50m、垂直部51.5m)
現況
所在地
北海道函館市千歳町13-1
第1放送
675kHz(5kW、亀田ラジオ放送所
第2放送
1467kHz(1kW、亀田ラジオ放送所

沿革

1931年12月22日
開設
1931年12月28日
680kHz(0.5kW)でiェ放送局と第1回同一周波数放送試験を実施(〜31日)
1932年1月14日
680kHz(0.5kW)でiェ放送局と第2回同一周波数放送試験を実施(〜16日)
1932年2月6日
680kHz(0.5kW)で放送開始
1940年7月1日
周波数を720kHzに変更
1943年
500C型送信機(新ク工作所、500W)を設置

コ島放送局

放送局概要

呼出符号
JOXK
所在地
コ島縣コ島市前川町字前川30番地8
周波数
980kHz(0.5kW)
送信機
更新後
500C(新ク工作所、500W)
開局時
安立電氣製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ70m)2基、T型(水平部26m、垂直部67m)
現況
所在地
徳島県徳島市南前川町2-4
第1放送
945kHz(5kW、末広ラジオ放送所

沿革

1933年5月1日
開設
1933年7月23日
980kHz(0.5kW)で放送開始
1943年
500C型送信機(新ク工作所、500W)を設置
1945年7月4日
空襲により建物および機器焼失
1945年7月13日
応急工事完成、50W送信機で放送再開

長崎放送局

放送局概要

呼出符号
JOAG
所在地
長崎縣長崎市西坂町78番地14
周波数
930kHz(0.5kW)
送信機
更新後
2600(新ク分室、500W)
開局時
日本電氣製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ60m)2基、T型(水平部38m、垂直部59m)
現況
所在地
長崎県長崎市西坂町1-1
第1放送
684kHz(5kW、唐八景ラジオ放送所
第2放送
1377kHz(1kW、唐八景ラジオ放送所

沿革

1933年7月21日
開設
1933年9月20日
930kHz(0.5kW)で放送開始
1942年9月
2600型送信機(新ク分室、500W)を設置
1945年8月9日
原爆により放送停止
1945年8月13日
放送再開

前橋放送局

放送局概要

呼出符号
JOBG
所在地
群馬縣前橋市南曲輪町85番地1
周波数
1000kHz(0.5kW)
送信機
東京無線電機製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ52m)2基、T型(水平部30m、垂直部50m)
現況
所在地
群馬県前橋市元総社町189
第1放送
なし(FM放送のみ)

沿革

1933年6月23日
970kHz(0.5kW)で放送開始
1936年7月1日
周波数を1000kHzに変更
1938年12月19日
東京中央放送局の大電力化により閉局
1941年12月9日
臨時放送所として再開

旭川放送局

放送局概要

呼出符号
JOCG
所在地
北海道旭川市五條通2丁目左1號-左10號
周波数
700kHz(0.3kW)
送信機
GRP-35B(東京電氣、300W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ70m)2基、逆L型(水平部30m、垂直部65m)
現況
所在地
北海道旭川市6条通6丁目右10
第1放送
621kHz(3kW、東旭川ラジオ放送所
第2放送
1602kHz(1kW、東旭川ラジオ放送所

沿革

1933年8月1日
開設
1933年9月4日
655kHz(0.3kW)で放送開始
1936年6月19日
皆既日食の実況中継放送を実施
1936年7月1日
周波数を700kHzに変更

濱松放送局

放送局概要

呼出符号
JODG
所在地
靜岡縣濱松市大蒲町385番地2
周波数
1100kHz(0.5kW)
送信機
更新後
2600(新ク分室、500W)
開局時
日本無線製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ70m)2基、T型(水平部56m、垂直部66m)
現況
現名称
静岡放送局浜松支局
所在地
静岡県浜松市下池川町35-28
第1放送
576kHz(1kW、鼠野ラジオ放送所
第2放送
1521kHz(1kW、鼠野ラジオ放送所

沿革

1933年7月19日
635kHz(0.5kW)で放送開始(所在地名:靜岡縣濱名郡蒲村字大蒲389番地)
1936年7月1日
周波数を640kHzに変更
1938年1月1日
周波数を靜岡放送局と同一の780kHzに変更
1938年7月12日
周波数を1100kHzに変更
1942年9月
2600型送信機(新ク分室、500W)を設置
1945年5月18日
空襲により空中線断線
1945年5月23日
空中線の復旧工事完了

h苺送局

放送局概要

呼出符号
JOFG
所在地
h蒹ph芬s寶永上町112番地1
周波数
1020kHz(0.3kW)
送信機
更新後
500C(新ク工作所、500W)
開局時
日本電氣製(300W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ70m)2基、垂直型(高さ66m)
現況
所在地
福井県福井市宝永3-3-5
第1放送
927kHz(5kW、下馬ラジオ放送所
第2放送
1521kHz(1kW、下馬ラジオ放送所

沿革

1933年7月13日
990kHz(0.3kW)で放送開始
1936年7月1日
周波数を1020kHzに変更
1943年
500C型送信機(新ク工作所、500W)を設置

鹿兒島放送局

放送局概要

呼出符号
JOHG
所在地
鹿兒島縣鹿兒島市天保山町35番地
周波数
1050kHz(0.5kW)
送信機
更新後
500C(新ク工作所、500W)
開局時
日本無線製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ75m)2基、T型(水平部34m、垂直部71m)
現況
所在地
鹿児島県鹿児島市天保山町19-20
第1放送
576kHz(10kW、隼人ラジオ放送所
第2放送
1386kHz(10kW、隼人ラジオ放送所

沿革

1935年10月27日
1050kHz(0.5kW)で放送開始
1943年
500C型送信機(新ク工作所、500W)を設置

富山放送局

放送局概要

呼出符号
JOIG
所在地
富山縣富山市表町3番地
周波数
1060kHz(0.5kW)
送信機
日本無線製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ75m)2基、T型(水平部34m、垂直部71m)
現況
所在地
富山県富山市新総曲輪3-1
第1放送
648kHz(5kW、豊田ラジオ放送所
第2放送
1035kHz(1kW、豊田ラジオ放送所

沿革

1935年12月13日
1060kHz(0.5kW)で放送開始(所在地名:富山縣富山市櫻町古愛宕町52番地)
1936年7月27日
所在地名変更

山形放送局

放送局概要

呼出符号
JOJG
所在地
山形縣山形市六日町字北東原1060番地
周波数
1080kHz(0.5kW)
送信機
GRP-98A(東京電氣無線、500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ71.5m)2基、T型(水平部40m、垂直部67.5m)
現況
所在地
山形県山形市桜町2-50
第1放送
540kHz(5kW、宮町ラジオ放送所
第2放送
1521kHz(1kW、宮町ラジオ放送所

沿革

1936年11月30日
1080kHz(0.5kW)で放送開始

甲府放送局

放送局概要

呼出符号
JOKG
所在地
山梨縣甲府市田町790番地
周波数
800kHz(0.5kW)
送信機
GRP-98A(東京電氣無線、500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ61m)2基、T型(水平部30m、垂直部57m)
現況
所在地
山梨県甲府市飯田3-10-20
第1放送
927kHz(5kW、下河原ラジオ放送所
第2放送
1602kHz(1kW、下河原ラジオ放送所

沿革

1936年4月20日
山梨県地方防空演習のための仮放送を実施(〜22日、0.05kW)
1937年12月21日
800kHz(0.5kW)で放送開始

鳥取放送局

放送局概要

呼出符号
JOLG
所在地
鳥取縣鳥取市寺町100番地
周波数
890kHz(0.5kW)
送信機
日本無線製(500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ71.5m)2基、T型(水平部50m、垂直部67.5m)
現況
所在地
鳥取県鳥取市寺町100
第1放送
1368kHz(1kW、千代水ラジオ放送所
第2放送
1125kHz(1kW、千代水ラジオ放送所

沿革

1936年12月14日
890kHz(0.5kW)で放送開始

宮崎放送局

放送局概要

呼出符号
JOMG
所在地
宮崎縣宮崎市鶴島町3丁目58番地1
周波数
600kHz(0.5kW)
送信機
GRP-98A(東京電氣無線、500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ71.6m)2基、T型(水平部34m、垂直部67.5m)
現況
所在地
宮崎県宮崎市江平西2-2-15
第1放送
540kHz(5kW、村角ラジオ放送所
第2放送
1467kHz(1kW、村角ラジオ放送所

沿革

1937年4月19日
600kHz(0.5kW)で放送開始

帶廣放送局

放送局概要

呼出符号
JOOG
所在地
北海道帶廣市西四條7丁目1番地2
周波数
950kHz(0.5kW)
送信機
GRP-98A(東京電氣無線、500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ71.5m)2基、T型(水平部34m、垂直部67.5m)
現況
所在地
北海道帯広市西5条南7丁目2-2
第1放送
603kHz(5kW、音更ラジオ放送所
第2放送
1125kHz(1kW、音更ラジオ放送所

沿革

1936年11月22日
950kHz(0.5kW)で放送開始

釧路放送局

放送局概要

呼出符号
JOPG
所在地
北海道釧路市幣舞町28番地1
周波数
1010kHz(0.1kW)
送信機
GRP-102F(東京電氣無線、100W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ35m)2基、逆L型(水平部30m、垂直部34m)
現況
所在地
北海道釧路市幣舞町3-8
第1放送
585kHz(10kW、緑ヶ岡ラジオ放送所
第2放送
1152kHz(10kW、緑ヶ岡ラジオ放送所

沿革

1937年6月15日
局舎建設工事着工
1938年2月7日
放送施設許可
1938年2月26日
1010kHz(0.05kW)で仮放送開始
1938年7月7日
1010kHz(0.1kW)で本放送開始

盛岡放送局

放送局概要

呼出符号
JOQG
所在地
岩手縣盛岡市上田第四二地割字西上臺91番地2
周波数
1030kHz(0.5kW)
送信機
GRP-98D(東京電氣無線、500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ56.3m)2基、T型(水平部30m、垂直部55m)
現況
所在地
岩手県盛岡市上田4-1-3
第1放送
531kHz(10kW、矢巾ラジオ放送所
第2放送
1386kHz(10kW、矢巾ラジオ放送所

沿革

1937年7月23日
局舎建設工事着工
1938年2月9日
放送施設許可
1938年8月7日
880kHz(0.5kW)で放送開始
1940年7月22日
周波数を1030kHzに変更

弘前放送局

放送局概要

呼出符号
JORG
所在地
森縣弘前市大字馬喰町9番地4號
周波数
840kHz(0.3kW)
送信機
GRP-35C(東京電氣無線、300W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ35m)2基、逆L型(水平部30m、垂直部34m)
現況
現名称
青森放送局弘前支局
所在地
青森県弘前市下白銀町21-6
第1放送
846kHz(0.5kW、藤代ラジオ中継放送所
第2放送
1467kHz(0.5kW、藤代ラジオ中継放送所

沿革

1937年5月11日
局舎建設工事着工
1938年2月9日
放送施設許可
1938年2月21日
840kHz(0.05kW)で仮放送開始
1938年5月29日
840kHz(0.3kW)で本放送開始

松本放送局

放送局概要

呼出符号
JOSG
所在地
長野縣松本市大字笹部字西田623番地3
周波数
960kHz(0.5kW)
送信機
GRP-98C(東京電氣無線、500W)
空中線
自立式三角鉄塔(高さ56.3m)2基、逆L型(水平部27m、垂直部54.3m)
現況
現名称
長野放送局松本支局
所在地
長野県松本市深志3-10-3
第1放送
540kHz(1kW、島立ラジオ放送所
第2放送
1512kHz(1kW、島立ラジオ放送所

沿革

1938年2月9日
放送施設許可(予定周波数は1040Hz)
1938年12月10日
周波数を960kHzに変更
1938年12月24日
960kHz(0.5kW)で放送開始

森放送局

放送局概要

呼出符号
JOTG
所在地
森縣森市花園町163番地
周波数
1050kHz(0.1kW)
送信機
NTM-134(日本高周波、100W)
現況
所在地
青森県青森市松原2-1-1
第1放送
963kHz(5kW、妙見ラジオ放送所
第2放送
1521kHz(1kW、妙見ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年4月17日
1050kHz(0.1kW)で放送開始

防府放送局

放送局概要

呼出符号
JOUG
所在地
山口縣防府市大字西佐波令字鳥越1563番地1
周波数
860kHz(0.5kW)
送信機
T-135(山中電機、500W)
現況
現名称
山口放送局
所在地
山口県山口市中園町2-1
第1放送
第1放送:675kHz(5kW、防府ラジオ放送所
第2放送
第2放送:1377kHz(5kW、防府ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年4月19日
860kHz(0.5kW)で放送開始
尾道放送局と同一周波数放送のため、同期監視装置を設置
1942年4月1日
山口演奏所(山口縣山口市大字上宇野令字粟屋868番地1)開所

松山中央放送局

放送局概要

呼出符号
JOVG
所在地
愛媛縣松山市小栗町字三反地筋202番地2
周波数
第1放送
950kHz(0.3kW)
短波連絡
4385kHz、6080kHz(0.3kW)
送信機
第1放送
B-50(日本電波機械、300W)
短波連絡
300SC(新ク工作所、300W)
臨時放送所
宇和島(1942年10月19日開所、1945年8月6日戦災焼失、0.05kW)
新居浜(1943年3月28日開所、0.05kW)
今治(1943年7月22日開所、0.05kW)
宇部(1943年開所、1945年閉鎖、0.05kW)
高松(1944年5月17日開所、0.05kW)
現況
所在地
愛媛県松山市堀之内5
第1放送
963kHz(5kW、針田ラジオ放送所
第2放送
1512kHz(5kW、針田ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年3月9日
950kHz(0.3kW)で放送開始
1944年10月
短波連絡用として300SC型送信機(新ク工作所製、300W)を設置
1945年1月1日
中央放送局に昇格

郡山放送局

放送局概要

呼出符号
JOCP
所在地
s縣郡山市字池台107番地1
周波数
570kHz(0.3kW)
送信機
B-50(日本電波機械、300W)
現況
現名称
福島放送局郡山支局
所在地
福島県郡山市麓山1-5-21
第1放送
846kHz(5kW、安積ラジオ放送所
第2放送
1512kHz(1kW、安積ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年2月13日
570kHz(0.3kW)で放送開始

尾道放送局

放送局概要

呼出符号
JODP
所在地
廣島縣尾道市土堂町字後天狗948番地1
周波数
860kHz(0.5kW)
送信機
沖1598型(沖電氣、500W)
現況
現名称
広島放送局福山支局
所在地
広島県福山市東桜町1-43 備広福山駅前ビル
第1放送
999kHz(1kW、向島ラジオ放送所
第2放送
1602kHz(1kW、向島ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年2月18日
860kHz(0.5kW)で放送開始
1941年4月19日
防府放送局と同一周波数放送開始(同期監視装置は防府放送局に設置)

s放送局

放送局概要

呼出符号
JOFP
所在地
s県s市古川8番地3
周波数
820kHz(0.1kW)
送信機
NTM-134(日本高周波、100W)
現況
所在地
福島県福島市早稲町1-2
第1放送
1323kHz(0.1kW、信夫丘ラジオ放送所
第2放送
1602kHz(0.1kW、信夫丘ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年2月13日
820kHz(0.1kW)で放送開始

大分放送局

放送局概要

呼出符号
JOIP
所在地
大分縣大分市大字生石字川向53番地5
周波数
700kHz(0.5kW)
送信機
500A(沖電氣、500W)
現況
所在地
大分県大分市高砂町2-36
第1放送
639kHz(5kW、平原ラジオ放送所
第2放送
1467kHz(1kW、平原ラジオ放送所

沿革

1940年8月21日
放送施設許可
1941年6月20日
700kHz(0.5kW)で放送開始

冲繩放送局

放送局概要

呼出符号
JOAP
所在地
冲繩縣首里市寒川町
周波数
1000kHz(1kW)
送信機
日本電波機械製(1kW)
空中線
自立式四角鉄塔2基、逆L型
受信所
崎山(冲繩縣首里市崎山町)
現況
所在地
沖縄県那覇市おもろまち2-6-21
第1放送
549kHz(10kW、豊見城ラジオ放送所
第2放送
1125kHz(10kW、豊見城ラジオ放送所

沿革

1941年12月
試験放送開始
1942年3月19日
本放送開始
1945年3月23日
空襲による放送機器破壊および演奏所焼失のため機能停止

豐原放送局

放送局概要

呼出符号
JDAK
所在地
樺太豐原市豐原
周波数
750kHz(0.05kW)
送信機
東京電氣製(50W)
空中線
支線付絶縁式円管鉄柱
受信所
追分(樺太豐原市追分)
現況
Yuzhno-Sakhalinsk Radio
972kHz(30kW)

沿革

1941年11月21日
620kHz(1kW)で試験放送を開始
1941年12月26日
750kHz(0.05kW)で本放送開始
1945年8月23日
ソ連軍の接収により閉局

パラオ放送局

放送局概要

呼出符号
JRAK
所在地
南洋パラオ島コロール町
周波数
6090kHz、9565kHz、11740kHz(10kW)
現況
T8AA
1584kHz(5kW)

沿革

1941年2月20日
放送施設許可
1941年9月24日
短波で放送開始
ラジオ東京の中継開始
1944年8月1日
空襲激化により閉局

参考文献


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