Oka Laboratory

他の放送局&業務局

朝鮮中央放送、平壌放送、Voice of Korea以外の放送局と業務無線局の紹介です。過去に存在していた放送局も記載しています。

平壌FM放送

平壌FM放送《평양FM방송》は1989年1月1日に平壌と開城で開局したFM放送です。音楽、ドラマを中心とした放送を行なっています。平壌時間の実施に伴い、2015年8月15日から放送時間が30分繰り下がりました。2018年5月5日の平壌時間の改定に伴い、放送時間が30分繰り上がりました。

言語
朝鮮語
放送時間
06:00〜09:00、16:00〜05:00(平日)
06:00〜05:30(日曜、祝日)
IS
金正日将軍の歌
開始音楽
平壌は私の心臓
終了音楽
毎年春が来れば

送信所

周波数[MHz] 出力[kW] 所在地
90.1 2 平安南道平城市
92.5 2 開城特別市[5]
93.3 5 慈江道江界市
93.8 2 両江道恵山市
95.1 5 江原道元山市
101.3 5 平安北道新義州市
102.1 1 咸鏡南道端川市剣徳地区
103.0 2 黄海北道沙里院市
103.7 10 黄海南道海州市
105.2 20 平壌直轄市
105.5 10 咸鏡北道清津市
106.1 20 咸鏡南道咸興市
107.2 2 平安南道南浦市

統一のこだま放送

統一のこだま放送《통일의메아리방송》 (Echo of Unification) は祖国平和統一委員会が実施している対南放送で、2012年12月1日に開始されました。

言語
朝鮮語
放送時間
07:00〜09:00、13:00〜15:00、21:00〜23:00
Web
http://www.tongilvoice.com/

沿革

2012年12月1日
放送開始
2015年8月15日
平壌時間の実施に伴い、放送時間を30分繰下げ
2016年12月21日
5905kHz、89.4MHz、97.0MHzの送信を開始
三居送信所684kHz (250kW) と甕津送信所1080kHz (1500kW) での送信を停止
2017年11月1日
5905kHzを3945kHzに変更
以後、夏期は5905kHz、冬期は3945kHzを使用
2018年5月5日
平壌時間の改定に伴い、放送時間を30分繰上げ
2021年4月1日
6250kHzを5905kHzに変更

周波数と送信所

周波数[kHz] 出力[kW] 送信所
3945 100 平壌直轄市
3970 5 江原道元山市
5905 100 平壌直轄市
89.4MHz 20 江原道平康郡
97.0MHz 20 江原道鉄原郡
97.8MHz[6] 10 黄海南道海州市

前線哨兵達のための放送

前線哨兵達のための放送《전연초병들을위한 방송》は、38度線前線に駐屯している朝鮮人民軍兵士達への慰安放送です。2009年5月に朝鮮人民軍FM放送 《조선인민군FM방송》 (95.5MHz)が開局したことに伴い、1613kHzと2625kHzは停波し、3025kHzで朝鮮中央放送の中継が始まりました。2015年春頃に完全に停波しました。

周波数[kHz] 出力[kW] 送信所 時間
1613     23:00〜05:00
2625 15 平壌直轄市
3025 15 平壌直轄市

要請音楽放送

要請音楽放送《요청음악방송》は労働者や軍人からのリクエスト音楽で構成されていた放送です。2000年12月末で廃止されました。

言語
朝鮮語
放送日
3月、6月、9月、12月の8日と28日
放送時間
21:30〜22:00
周波数[kHz]
4770、5870
IS
金日成将軍の歌
開始音楽
金日成元帥に捧げる歌+陽山道

乱数放送

乱数放送には、女性が数字を読み上げるA3放送と、CWによるA1放送があります。ここではA3放送のスケジュールを示しますが、毎日、放送があるとは限りません。放送がないときは、「赤旗の歌」と「遊撃隊行進曲」系統では通常の平壌放送の番組が流され、「金日成元帥に捧げる歌」系統ではキャリアが出ません。「遊撃隊行進曲」と「金日成元帥に捧げる歌」系統では、乱数以外に朗読や韓国にいる肉親への手紙が放送されることもあります。2000年12月末で廃止されました。

開始音楽 周波数[kHz] 時間
赤旗の歌 621、657、684、702、720、810、855、3250、6400 00:00〜
遊撃隊行進曲 729、801、864、3320、6250 00:00〜
金日成元帥に捧げる歌 4770、5870 02:00〜、07:00〜、13:00〜、19:00〜、21:00〜、23:00〜

下表は1983年頃の状況です。最期の状況である上表と比較すると系統数が多かったことがわかります。

開始音楽 周波数[kHz] 時間
赤旗の歌 657、684、729、783、810、855、3015、6400 00:00〜
遊撃隊行進曲 702、729、801、860、1080、3320、6250 00:00〜
総動員歌 4700 00:00〜
金日成元帥に捧げる歌 4770、5870 00:30〜、02:00〜、07:00〜、13:00〜、19:00〜、21:00〜、23:00〜
遊撃隊行進曲+決死戦歌 702、729、801、860、1080、3320、6250 01:00〜
決戦の道へ 4700 06:20〜、12:00〜、19:00〜(1982年1月まで)
04:00〜、22:00〜(1982年2月以降)

朝鮮東海海洋気象放送

朝鮮東海海洋気象放送《조선동해해양기상방송》は朝鮮東海(日本海)の海洋気象通報の専門局で、1977年11月頃に始まりました。朝の放送では03:00現在、昼は09:00現在、夜は15:00現在の東海沿いの各観測地点の天気、気圧配置、ならびに海の天気予報を放送していました。1986年頃に中止されました。下表は1983年頃のスケジュールです。なお、1973年頃、新倉(平安南道殷山郡新倉里?)から送信されていた朝鮮沿海海上放送室《조선연해해상방송실》との関係は不明です。

所在地
咸鏡南道新浦市
言語
朝鮮語
放送時間
07:00〜07:10、07:30〜07:40(再放送)
13:00〜13:10、13:30〜13:40(再放送)
20:00〜20:10、20:30〜20:40(再放送)
周波数[kHz]
4700
観測地点
雄基(現: 羅先特別市)、清津、金策、新浦、咸興、元山、江陵、浦項、釜山、鬱陵島

救国の声(地下局)

朝鮮半島には幾つかの地下局(非公式放送)がありますが、朝鮮から韓国に向けて行なわれているのが救国の声《구국의소리방송》です。ISは「金正日将軍の歌」です。2003年8月1日に放送を中止しました。

その後、2003年8月15日から韓国民族民主戦線平壌支部の名前で朝鮮中央放送の中継を開始しました。2011年秋頃に短波3480kHz、4450kHz、4557kHzは停波、1053kHzは平壌放送になりました。

沿革

1967年3月15日
南朝鮮解放民主民族聯盟放送《남조선해방민주민족연맹방송》として放送開始(最大出力50kW、1日2時間)
1970年6月15日
統一革命党の声《통일혁명당목소리방송》に改称
1973年3月1日
放送時間を1日6時間に延長
1973年6月1日
英語放送(1日30分)開始
最大出力を100kWに増力
1973年7月1日
朝鮮中央放送の中継(1日30分)を開始
最大出力を150kWに増力
1974年4月1日
放送時間を1日8時間30分に延長
1974年12月
放送時間を1日12時間に延長
1975年1月1日
放送時間を1日12時間30分に延長
最大出力を500kWに増力
1976年3月1日
中波1135kHzの出力を1500kWに増力
1977年1月
放送時間を1日7時間30分に短縮
1978年12月20日
中波1135kHzを1053kHzに変更
1979年6月20日
放送時間を1日10時間30分に延長
1979年6月25日
放送時間を1日11時間30分に延長
1985年8月9日
救国の声に改称
1985年8月15日
民衆のこだま放送《민중의메아리방송》開始(1日3時間)
放送時間を1日10時間に短縮
1989年6月
民衆のこだま放送中止に伴い、放送時間を1日16時間に延長
2003年8月1日
放送中止

1983年頃のスケジュール

時間 言語 周波数[kHz]
00:00〜02:00[7]
05:00〜07:00
韓国語 1053、4557
07:00〜07:30 朝鮮中央放送中継
07:30〜08:00 英語
12:00〜14:00[7] 韓国語
19:00〜23:00[8] 韓国語 1053、4120[9]、4557
23:00〜23:30 英語

放送中止時のスケジュール

時間 言語 周波数[kHz]
05:00〜09:30 韓国語 1053、3480、4450、4557
09:30〜10:00 英語
12:00〜16:00 韓国語
19:00〜02:00[8] 韓国語 1053、3480、4120、4450、4557、6010(19:00〜23:00)

送信所

周波数[kHz] 出力[kW] 送信所
1053 1500 黄海南道海州市南山洞
3480 15 江原道元山市
4120[10] 100 平壌直轄市
4450 15 平壌直轄市
4557 50 黄海南道海州市南山洞
6010[9] 100 平壌直轄市

朝鮮中央通信

朝鮮中央通信《조선중앙통신》 (Korean Central News Agency: KCNA)はRTTYで英語、フランス語、ロシア語のニュースを送信しています。またFaxで写真伝送も行なっています。

所在地
朝鮮民主主義人民共和国 平壌直轄市 普通江区域 普通江洞 1
Tel
+850-2-421-0871
Fax
+850-2-381-2421
Web
http://www.kcna.kp/

RTTYのスケジュール

時間 言語 送信方向 周波数[kHz] Callsign 季節
13:00〜14:30 英語 欧州 11430.0 HMF55
13780.0 HMF35  
15633.0 HMF26
13:00〜15:00 英語 アジア 10580.0 HMF46  
14568.0 HMF32  
13:00〜16:30 英語 アメリカ 11476.0 HMF52  
12175.0 HMF42
13580.0 HMF36
15:00〜17:30 ロシア語 欧州 13780.0 HMF35  
15633.0 HMF26  
17:00〜19:30 英語 アフリカ 11536.0 HMF49  
13580.0 HMF36
14452.0 HMF57
19:00〜20:00 英語 アジア 8152.0 HMF86
10580.0 HMF46  
14568.0 HMF32
19:00〜21:00 英語 欧州 11430.0 HMF55
13780.0 HMF35
15633.0 HMF26  
20:45〜23:30 フランス語 アジア 8152.0 HMF86  
10524.0 HMF45  
アフリカ 11536.0 HMF49  
13580.0 HMF36
14452.0 HMF57
21:30〜23:30 ロシア語 欧州 11430.0 HMF55  
13780.0 HMF35
15633.0 HMF26
00:00〜02:30 英語 アジア 8020.0 HMF85  
10580.0 HMF46  
欧州 9395.0 HMF84
11430.0 HMF55  
13780.0 HMF35
03:00〜06:00 英語 アフリカ 8020.0 HMF85
9395.0 HMF84
11476.0 HMF52  
03:00〜06:00 フランス語 アフリカ 9395.0 HMF84  
11536.0 HMF49  
06:30〜08:00 英語 アメリカ 11476.0 HMF52  
12175.0 HMF42
13580.0 HMF36
06:30〜08:00 フランス語 欧州 9395.0 HMF84  
11430.0 HMF55  

FAX送信のスケジュール

時間 種類  周波数 Callsign LPM/IOC
08:30〜09:30 写真伝送 11475.7 HMF52 60/352
13580.0 HMY33 60/352

Pyongyang Center FIR(対空通信局)

Callsign
ZKKP_CTR
周波数
4390kHz、6720kHz、8754kHz、120.9MHz

脚注

  1. 2009年5月中止。2015年春頃完全停波
  2. 2000年12月末廃止
  3. 現存せず
  4. 2003年8月1日中止
  5. 2003年9月に直轄市を廃し黄海北道に編入、2019年10月に黄海北道から分離
  6. 開局時に平壌FM放送から転用
  7. 1979年6月25日開始
  8. 日曜日19:30〜20:00は平壌放送で番組を中継
  9. 平壌放送6250kHzと送信機を共用
  10. 1989年6月までは平壌放送6250kHz、以降は朝鮮中央放送9665kHzと送信機を共用

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